パワーストーンとは?

パワーストーンはその名のとおり、パワー、力を持った石。
パワーを目で見ることはできませんが、人間の肉体、精神や運勢を良い方向に向かわせるある種のエネルギーを持つと言われています。

地球誕生以来40億年もの間、地中の深くでゆっくりと生まれた鉱物や、隕石、琥珀やサンゴなども含めたものを一般的にパワーストーンと呼ばれています。
パワーストーンを指す名称にはいろいろなものがあり、天然石、貴石、半貴石、クリスタル、ジェムストーン、宝石などがその一例です。

その中にはしっかりとした定義をもたないものもあります。
石に不思議な力があることを古代の人たちは既に理解し、そのパワーを活用していました。

石や岩はその種類によって特定の波動を放っており、古代の人々は目に見えないエネルギーを感じ、未来を予見したり、自然からのメッセージを受けることができるものとして理解していました。

だからこそ、治療やお守りなどに多くのパワーストーンを活用してきたのです。
ある種のクリスタルは一定の波動を持ち、それは現代の電子機器にも利用されています。
また、トルマリンのように人体に影響をあたえるものとして有名なものもあります。

パワーストーンが精神や病気を癒したり、あるときはメッセージを伝えたり、またあるときは悪運や邪気から守り、願いをかなえてくれるように導いてくれます。石は人間が生まれるよりも遥か昔から地球に生まれ、地球のエネルギーを持った、地球そのものといえます。
地球ができてからの記憶をとどめ、パワーを秘めていても不思議はありません。

パワーストーンは地球、宇宙からの奇跡の贈り物なのです。

近年たくさんの人が地球の産物である天然石、パワーストーンに何らかの力やエネルギーが
あるということに気づくようになりました。そして、その力を素直に受け入れる人が増えています。

一方、現代の複雑かつ不調和な社会の中でストレスや人間関係で精神・身体の病気を引き起こす人々も増えています。

経済の発展、科学や医学の進歩があっても私たちのストレスが減ることはありません。
むしろ、それは弱い部分にしわ寄せが来ます。

パワーストーンは石自身がその力が必要な人を選ぶ
パワーストーンは石自身がその力が必要な人を選ぶ、と言われています。

現代の厳しい世の中に、ある種の力が必要な人が多くなっているからこそ、天然石・パワーストーンに注目が集まっているとも考えられます。

今では天然石・パワーストーンは、手軽に手に入れることができるようになっています。

また、今でも新しい鉱物がパワーストーンとして発見されます。近年発見されたパワーストーンで有名なものが、スギライト、チャロアイト、ラリマーなどがありますが、これらは癒しの力があると言われています。
まさに現代のストレスにあふれた時代にこそ、ふさわしいパワーストーンです。

本来の人間らしい、より良い生活を手に入れるためにも天然石・パワーストーンを活用してはいかがでしょうか?

天然石・パワーストーンの特徴
天然石は同じ種類でも、ひとつとして同じものはありません。
色合いにムラがあったり、「インクルージョン」と呼ばれる他の鉱物を含んだものもあります。
また、クラック(内包性のヒビ)が入っている物がありますが、これは鉱物が結晶になり固まっていく段階で衝撃が起こった時などに結晶中に入ったもので、完全に同じものを再現する事は不可能でもあります。

そう考えるとそれは、一つ一つの石の個性になります。

同じ天然石・パワーストーンでも、
それぞれが持っているパワーや波動は異なる。
石によっては購入後、時間が経過すると色が変色したり、クラックが入ってしまうことがあります。
これはパワーストーンが持ち主のネガティブなエネルギーを吸い取ってくれたり、
邪気から守ってくれる時に破損や色の変化を起こすと言われています。

パワーストーンの浄化方法

浄化方法を説明する前に、なぜ浄化する必要があるのかをまずご説明します。
パワーストーンはお店で売られたり、あなたの手元に届くまでにたくさんの人の手を経ています。
その中で良いエネルギー、悪いエネルギーなど様々なものを吸収します。

良いエネルギーであれば良いですが、場合によっては悪いエネルギー持っていることもあるようです。
しかし基本的にパワーストーン自身が悪いということはありませんので、身につける前に浄化をすることを勧めます。

様々な浄化方法

パワーストーンの浄化には、いくつかの方法があります。
それぞれの石に適した方法で行いましょう。

流水で洗う

石を布などで軽く拭いたあとで流水で洗います。
純水が良いですが水道水、ミネラルウォーターでもかまいません。

(注)次の石はこの方法に適さない水に弱い石です。
クリソコラ、フローライト、ヘマタイト、マラカイト、ラピスラズリ、ターコイズ、ブルーレースアゲートなど。

太陽光に当てる

午前中の朝日に当てると効果的です。

(注)次の石はこの方法に適さない光に弱い石です。
アメジスト、アンバー、フローライト、ローズクォーツ、ブルーレースアゲート、シトリンなど。

月光にあてる

満月か新月の夜、またはその前後2~3日の夜に月光浴をさせます。
この方法はどんな石にでも問題なく行えます。

塩による浄化

石の周りを塩で囲み、一晩置きます。直接、塩の中に入れてもかまいません。

(注)次の石はこの方法に適さない塩に弱い石です。
クリソコラ、フローライト、ヘマタイト、タイガーアイ、ターコイズ、マラカイト、
アンバー、オレンジカルサイトなど。

煙にくぐらせる

セージやスイートグラス、天然ドライハーブなどに火をつけ、煙にくぐらせます。
とても強力な浄化方法です。この方法はどんな石にでも問題なく行えます。

クラスターを使う

クリアクォーツ、アメジストのクラスターの上に置きます。

(注)この方法はどんな石にでも、問題なく行えますが、
クラスター自体も定期的に浄化することをおすすめします。

土に埋める

布などで包んだ石を土の中に埋めます。

植物による浄化

観葉植物などの生きた植物のそばにパワーストーンを置くと、植物のパワーによって石にパワーが蘇ります。
この方法はどんな石にでも問題なく行えます。

その他の浄化方法

オーラソーマのセラピスベイのエアコンディショナーでも浄化できます。
またキャンドルなどに火をともして、その熱気にくぐらせて浄化する方法もありますが、
火に弱いパワーストーンもたくさんあるのでおすすめしません。

チャクラとパワーストーン

チャクラとは?

ヨガや気功などで「チャクラ」という言葉を聞いたことがあると思います。

「なんか不思議な力・・?」
「パワーが出るところ?」

おそらく、こんなイメージの方が多いのではないかと思います。

実際、チャクラは次のように表現されます。

「チャクラを活性化する」
「チャクラを動かす」
「チャクラを目覚めさせる」

チャクラはサンスクリット語で「車輪」を意味し、インドや中国の思想を基に東洋では「肉体、精神、心、霊」が一体となったものと考えられています。

チャクラはインド哲学のウパニシャットの中で「チャクラを知らずして解脱はない」とされ、霊的な向上や人間が生きていく中での活力、人間本来の生き方の指針となります。

人間の体には大きく7つのチャクラがあり、眼には見えませんが渦巻いた形をしているといわれます。
わかりやすい言葉で表現すると「大きなツボ」といったイメージです。

チャクラは決まった場所にあり、それぞれキーワードと対応する色があります。

チャクラ 名前 身体の場所 キーワード カラー
第1チャクラ ムラダーラチャクラ 会陰(生殖器と肛門の間) 生命、健康、知識 赤・黒
第2チャクラ スワディスターナチャクラ 丹田(へその下) 精神安定、直感 朱色・オレンジ
第3チャクラ マニプラチャクラ みぞおちとへその間 人間関係、学問、才能 オレンジ・黄色
第4チャクラ アナハタチャクラ 両乳房の間(心臓) 高貴、識別智、愛情 緑・ピンク
第5チャクラ ヴィシュダチャクラ 鎖骨の間(咽頭部) 雄弁、表現力。コミュニケーション 水色、青
第6チャクラ アジナチャクラ 眉間の奥 知性、直観力、成功 青・紫
第7チャクラ サハスララチャクラ 頭頂部 精神性、神性、超意識 白、透明、紫

チャクラとパワーストーンの関係

パワーストーンが運気や肉体の健康などに「効いた」というのは、パワーストーンによってチャクラが活性化したということです。

チャクラにはそれぞれに対応した色があり、パワーストーンの色も対応させることによって、より活性化されます

黒系のパワーストーン

ブラックトルマリン、ブラックスター(ダイオプサイト)、ブラックムーンストーン、スモーキークォーツ、ジェット、オブシディアン、ブラックコーラル、スタロウライト、シリマナイト、ブラックオニキス、ブラウンジャスパー、ヘマタイト、ブラックパール、ブラックコラ、etc..

赤、朱色系のパワーストーン

カーネリアン、インカローズ、レッドジャスパー、ロードナイト、ブラッドストーン、ルビー、レッドタイガーアイ、ガーネット、レッドコーラル、ルビー、レッドスピネル、etc..

オレンジ系のパワーストーン

オレンジカルサイト、オレンジムーンストーン、サンストーン、ジンサイト、ファイアーオパール、ファイヤーアゲート、

黄色系のパワーストーン

シトリン、トパーズ、パイライト、アンバー、ゴールド、アストロフィライト、レモンクォーツ、ルチルクォーツ、イエローオパール、タイガーアイ、イエローサファイア、イエローフローライト、イエローカルサイト、イエロートルマリン、ヘリオドール、etc..

緑系のパワーストーン

エメラルド、ネフライト、マラカイト、サーペンティン、アベンチュリン、グリーンクォーツ、ユナカイト、ダイオプテース、グリーンフローライト、モスアゲート、クリソプレーズ、グリーントルマリン、フォクサイト、プレナイト、モルダバイト、セラフィナイト、ペリドット、ルビーインゾイサイト、etc..

ピンク系のパワーストーン

インカローズ(ピンク)、ピンクトルマリン、ピンクカルセドニー、ローズクォーツ、クンツァイト、ピンクオパール、モルガナイト、ピンクトパーズ、ピンクカルサイト、etc..

水色系のパワーストーン

ブルーカルセドニー、ターコイズ、ブルーレースアゲート、ブルートパーズ、アマゾナイト、アクアオーラ、アクアマリン、ラリマー、エンジェライト、etc..

青色系のパワーストーン

ラブラドライト、セレスタイト、ラピスラズリ、ソーダライト、ホークアイ、ブルーサファイア、ブルーフローライト、クリソコラ、アイオライト、ブルーアパタイト、カイヤナイト、アズライト、

紫色系のパワーストーン

チャロアイト、アメシスト、スギライト、パープライト、パープルトリマリン、レピドライト、タンザナイト、スーパーセブン(アメシストエレスチャル)、etc..

白、透明系のパワーストーン

ダイアモンド、ムーンストーン、アポフィライト、セレナイト、ミルキークォーツ、ホワイトコーラル、パール、クリスタルクォーツ、ホワイトオパール、アゼツライト、スコレサイト、etc..