
アイオライトは、すみれの花のような青紫色が美しい天然石です。見る角度によって色が変わる、不思議な性質を持っています。ここでは、アイオライトの特徴や石の意味、お手入れ方法に加えて、ワイヤーアクセサリーにするときのポイントもご紹介します。
アイオライトの基本データ
| 名前 | アイオライト(Iolite) |
|---|---|
| 和名 | 菫青石(きんせいせき) |
| 鉱物名 | コーディエライト |
| 硬度 | 7〜7.5 |
| 主な産地 | インド、スリランカ、マダガスカル、ブラジルなど |
| 色 | 青紫〜青。角度によって灰色や黄色っぽく見える |
アイオライトの特徴
アイオライトの大きな特徴は、見る方向によって色が変わる「多色性」です。ある方向からは深い青紫に、別の方向からは淡い灰色や黄色っぽく見えます。
名前は、ギリシャ語で「すみれ色」を意味する言葉に由来します。かつて北欧のバイキングが、この石を通して太陽の位置を確かめ、航海に役立てたという言い伝えもあります。
アイオライトの石の意味(言い伝え)
航海の言い伝えから、アイオライトは「羅針盤の石」「進むべき方向を示す石」として親しまれてきました。目標に向かって迷わず進みたいときのお守りとして選ばれることが多い石です。
※石の意味は言い伝えや考え方をご紹介したもので、効果を保証するものではありません。
お手入れと注意点
- やわらかい布で拭く:使ったあとは、皮脂や汗をやわらかい布でやさしく拭き取ります。
- 強い衝撃を避ける:ある方向に割れやすい性質があるので、落としたり、硬いものにぶつけたりしないように注意します。
- ほかの石と分けて保管する:ほかの石とぶつからないよう、ケースや袋に分けて保管しましょう。
アイオライトをワイヤーアクセサリーにするなら
アイオライトは、透明感を生かしたファセットカットや穴の開いたビーズの形で出回ることが多く、カボションや原石も見られます。石の形と大きさによって、向いている留め方が変わります。
- ファセットカットなら、基礎コースで学ぶファセットカットの留め方か「しずく留め®」:カットの輝きを生かしたまま、すっきりと留められます。
- 穴の開いたビーズなら「しずく留め®」:Hoshino stoneオリジナルの技法「しずく留め®」で、上品なペンダントやピアスに仕立てられます。
- 小さめのカボションなら「しずく留め®」:小さな石も、しずく留め®なら繊細で上品なアクセサリーに仕上がります。
- 大きめのカボションなら「3点留め」や「爪留め」:石の縁をワイヤーでしっかり押さえるので、存在感のある石も安定して留められます。
- 原石なら「ねじり枠留め」:基礎コースで学ぶ留め方です。形がひとつずつ違う原石も、ワイヤーの枠で包むように留められます。
- 合うワイヤーの色:シルバー系のワイヤーは青紫色をすっきりと上品に、ゴールド系のワイヤーは華やかでクラシックな印象にしてくれます。
- 作るときの注意:色がいちばんきれいに見える向きが石ごとに違うので、留める前に石を回して、正面にしたい向きを確かめておきましょう。
留め方を基礎から学びたい方は基礎コース、オリジナル技法を身につけたい方はしずく留め®講座をご覧ください。ワイヤーの太さの選び方は、ワイヤーの太さの選び方(ゲージとmmの早見表)で詳しくご紹介しています。
お手持ちのアイオライトを、アクセサリーにしてみませんか
Hoshino stoneでは、穴のない天然石も、ワイヤーでペンダントやピアスに仕立てる方法をお教えしています。お手持ちのアイオライトがある方は、写真を送っていただければ、どんな作品にできるかご相談にのります。