ワイヤーアクセサリーを作ろうとしてワイヤーを探すと、「20ゲージ」「#24」「0.5mm」など、太さの書き方がいろいろあって迷いませんか。ここでは、ゲージとmmの対応表と、何を作るときにどの太さを選べばいいかの目安をまとめました。
ゲージとmmの早見表
ワイヤーの太さを表す「ゲージ(ga、#)」は、数字が大きいほど細くなります。アクセサリー用のワイヤーでは、アメリカの規格「AWG」が多く使われています。
| ゲージ(AWG) | 太さ(mm) | 主な使いみち |
|---|---|---|
| 18ga | 約1.0mm | 大きな石の枠、バングル |
| 20ga | 約0.8mm | 石を囲む枠、バチカン、ピアスフック |
| 21ga | 約0.7mm | ピアスフック、細めの枠 |
| 22ga | 約0.6mm | 石を囲む枠、石を押さえる爪 |
| 24ga | 約0.5mm | 石を囲む枠、巻き付け |
| 26ga | 約0.4mm | 小さな石の枠、巻き付け、編み込み |
| 28ga | 約0.3mm | 細かい巻き付け、小さなビーズ |
| 30ga | 約0.25mm | ワイヤークロッシェ |
バングルなどに使う1mmより太いワイヤーもありますが、当教室では基本的に使いません。
ご注意:イギリスの規格(SWG)など、同じ「20ゲージ」でも太さが違う規格があります。たとえば20ゲージは、AWGでは約0.8mm、SWGでは約0.9mmです。迷ったときはmm表記で確認するのが確実です。
Hoshino stoneでは「同じ太さ」で作るのがメイン
当教室では、0.4〜0.6mm(26〜22ga)のワイヤーを1種類だけ使って作品を仕上げることが多いです。
- 道具とワイヤーが少なくて済む:何種類もそろえなくても、すぐに始められます。
- 仕上がりに統一感が出る:線の太さがそろうので、すっきりと上品に見え、石の美しさが引き立ちます。
- 繊細な形も作りやすい:細めのワイヤーは曲げやすく、石の形にぴったり沿わせることができます。
石の大きさで太さを変える
0.4〜0.6mmの中で、石に合わせて太さを選びます。
- 小さな石、繊細に巻きたいとき:細め(0.4mm寄り)
- 大きな石、重い石、形をしっかり保ちたいとき:太め(0.6mm寄り)
小さな石に太いワイヤーを使うと、ワイヤーばかりが目立って石の魅力が隠れてしまいます。石が主役に見えるかを基準に選ぶのがコツです。
太さの違うワイヤーを組み合わせる方法
太さの違うワイヤーを組み合わせる作り方もあります。たとえば、0.8mmくらいの太いワイヤーで石を囲む骨組み(フレーム)を作り、0.3〜0.4mmくらいの細いワイヤーで巻き付けてまとめる方法です。大きな石をしっかり支えたいときや、骨組みを目立たせたデザインにしたいときに使われます。
太さと同じくらい大事な「硬さ」
同じ太さでも、ワイヤーには硬さの違いがあります。
- ソフト(やわらかい):曲げやすく、巻き付けや編み込みに向いています。そのぶん、形が崩れやすいです。
- ハーフハード(やや硬い):形を保ちやすく、骨組みやピアスフックに向いています。
やわらかいワイヤーでも、ナイロンプライヤーで軽くしごいたり、何度か曲げたりすると少し硬くなります。特に硬いワイヤーは同じ場所を何度も曲げると折れるので気をつけましょう。
ワイヤーを買うときのポイント
- mm表記を確認する:ゲージの規格の違いで間違えないためです。
- 素材を確認する:銅、真鍮、シルバー、ゴールドフィルドなどがあります。練習には手ごろな銅や真鍮、肌に直接触れるピアスなどには、金属アレルギーに配慮した素材がおすすめです。素材の選び方はワイヤーアクセサリーに使うワイヤーの種類で詳しくご紹介しています。
- コーティングの有無を確認する:色付きのワイヤーは、工具の傷でコーティングがはがれることがあります。ナイロンプライヤーを使うと傷がつきにくくなります。おすすめの工具はワイヤーアクセサリーの工具のページで紹介しています。
よくあるご質問
穴のない石も、この太さで留められますか?
はい。穴のない石も、0.4〜0.6mmのワイヤー1種類で、石を包むように留められます。カボションなら3点留めや爪留め、原石ならねじり枠留めなど、石の形に合った留め方があります。くわしくは穴のない天然石をワイヤーで留める方法をご覧ください。
どの太さを買えばいいか、相談できますか?
はい。作りたいものやお手持ちの石の写真を送っていただければ、太さの目安をお伝えします。お問い合わせ・無料相談からお気軽にどうぞ。
まとめ
- ゲージは数字が大きいほど細い。迷ったらmm表記で確認
- はじめは、0.4〜0.6mmのワイヤーを1種類だけ使うことがおすすめ
- 小さな石は細め(0.4mm寄り)、大きな石や重い石は太め(0.6mm寄り)を選ぶ
- 石が主役に見えるかを基準に選ぶ
実際にワイヤーを曲げてみると、太さによる違いがよくわかります。Hoshino stoneの講座では、石に合ったワイヤーの選び方から、基本の留め方まで一つずつお伝えしています。