
アンバー(琥珀)は、大昔の木の樹脂が、長い年月をかけて固まってできた宝石です。はちみつのようなあたたかな色と、手に取ったときの軽さが魅力です。ここでは、アンバーの特徴や石の意味、お手入れ方法に加えて、ワイヤーアクセサリーにするときのポイントもご紹介します。
アンバーの基本データ
| 名前 | アンバー(Amber) |
|---|---|
| 和名 | 琥珀(こはく) |
| 主な成分 | 樹脂の化石(生き物由来) |
| 硬度 | 2〜2.5(とてもやわらかい) |
| 主な産地 | バルト海沿岸(ポーランド、ロシアなど)、ドミニカ共和国、日本(岩手県久慈)など |
| 色 | 黄色、オレンジ、茶色など |
| 苦手なもの | 熱、直射日光、こすれ、薬品、香水・化粧品 |
アンバーの特徴
アンバーは、鉱物ではなく、木の樹脂が化石になったものです。とても軽く、こするとほこりなどを引き寄せる静電気を帯びる性質があります。
中に、太古の虫や植物が閉じ込められたものもあり、貴重なものとして扱われています。樹脂を固めて作った似たものも多いので、購入するときは素材を確かめましょう。
アンバーの石の意味(言い伝え)
太陽のようなあたたかな色から、アンバーは古くから「幸運を呼ぶ石」「長寿のお守り」として大切にされてきました。穏やかに日々を過ごしたいときのお守りとして選ばれることが多い石です。
※石の意味は言い伝えや考え方をご紹介したもので、効果を保証するものではありません。
お手入れと注意点
- 熱と直射日光を避ける:変色や変形の原因になるので、日の当たる場所や暖房の近くに置かないようにします。
- こすれを避ける:とてもやわらかく傷つきやすいので、ほかの石と分けて保管します。
- 薬品や香水を避ける:表面が曇る原因になるので、身につける前に済ませ、使ったあとは乾いたやわらかい布で拭きましょう。
アンバーをワイヤーアクセサリーにするなら
アンバーは、穴の開いたビーズや、カボション、自然な形を生かした原石の形で出回っています。素材の形と大きさによって、向いている留め方が変わります。
- 穴の開いたビーズなら「しずく留め®」:Hoshino stoneオリジナルの技法「しずく留め®」で、上品なペンダントやピアスに仕立てられます。
- 小さめのカボションなら「しずく留め®」:小さな石も、しずく留め®なら繊細で上品なアクセサリーに仕上がります。
- 大きめのカボションなら「3点留め」や「爪留め」:石の縁をワイヤーでしっかり押さえるので、存在感のある石も安定して留められます。
- 原石なら「ねじり枠留め」:基礎コースで学ぶ留め方です。形がひとつずつ違う原石も、ワイヤーの枠で包むように留められます。
- 合うワイヤーの色:ゴールド系のワイヤーはアンバーの色と響き合ってあたたかく、シルバー系のワイヤーはすっきりと上品な印象にしてくれます。
- 作るときの注意:とてもやわらかく傷つきやすい素材です。工具が当たらないよう注意し、ナイロンプライヤーを使いましょう。ワイヤーを締めるときも、力を入れすぎないことが大切です。
留め方を基礎から学びたい方は基礎コース、オリジナル技法を身につけたい方はしずく留め®講座をご覧ください。ワイヤーの太さの選び方は、ワイヤーの太さの選び方(ゲージとmmの早見表)で詳しくご紹介しています。
お手持ちのアンバーを、アクセサリーにしてみませんか
Hoshino stoneでは、穴のない天然石も、ワイヤーでペンダントやピアスに仕立てる方法をお教えしています。お手持ちのアンバーがある方は、写真を送っていただければ、どんな作品にできるかご相談にのります。