ワイヤーアクセサリーを作るとき、「どの石を選べばいいの?」と迷う方は多いと思います。色や好みで選ぶのはもちろん大切ですが、石の形・硬さ・大きさ・状態を少し気にするだけで、作りやすさや仕上がりが大きく変わります。ここでは、ワイヤーアクセサリー向けの天然石の選び方をご紹介します。
1. 石の「形」で選ぶ
天然石は、形によって向いている留め方が変わります。作りたいアクセサリーと、学びたい留め方に合わせて選びましょう。
| 石の形 | どんな石? | 向いている留め方 |
|---|---|---|
| 穴の開いたビーズ | 丸玉やしずく形などに穴が開いた石 | しずく留め® |
| 穴の開いていない丸玉 | 穴のない丸い玉の石。ワイヤーを引っかけるところがない | ワイヤーで包むように留める方法(基礎コース) |
| 小さめのカボション | 表面を丸く磨いた、裏が平らな小さな石 | しずく留め® |
| 大きめのカボション | 表面を丸く磨いた、存在感のある石 | 3点留め・爪留め |
| 原石 | 自然な形を生かした石。形がひとつずつ違う | ねじり枠留め(基礎コース) |
| ファセットカット | 面をカットして輝きを出した石 | 基礎コースのファセットカットの留め方・しずく留め® |
穴のない石の留め方は、穴なし天然石をアクセサリーにする方法で詳しくご紹介しています。
2. 石の「硬さ」で選ぶ
天然石には、硬い石とやわらかい石があります。ワイヤーで留めるときは、工具やワイヤーが石に当たるので、はじめのうちは硬めの石を選ぶと安心です。
- 扱いやすい硬い石(硬度6.5以上が目安):水晶、アメジスト、ローズクォーツ、カーネリアン、タイガーアイ、アゲートなど。傷がつきにくく、気軽に練習できます。
- 気をつけたいやわらかい石:ターコイズ、ラリマー、マラカイト、フローライト、オパールなど。工具が当たると傷や欠けの原因になるので、少し慣れてから挑戦するのがおすすめです。
天然石・パワーストーン事典では、「硬くて扱いやすい石だけを表示」のボタンで、硬度6.5以上の石を絞り込めます。
3. 石の「大きさ」で選ぶ
石の大きさは、作りやすさとワイヤーの太さに関わります。
- 小さすぎる石:ワイヤーを細かく曲げる必要があり、はじめての方には少し難しくなります。
- 大きすぎる・重すぎる石:身につけたときに重く、目立ちすぎるため、普段使いのアクセサリーには向きません。
はじめは、指でつまみやすく、ペンダントにしたときにバランスのよい大きさの石がおすすめです。ワイヤーの太さとの組み合わせは、ワイヤーの太さの選び方もあわせてご覧ください。
4. 「色」や「好み」で選ぶ
最終的には、「この石が好き」と思える石を選ぶのがいちばんです。お気に入りの石で作ったアクセサリーは、身につけるたびにうれしくなり、長く大切に使えます。
事典では、色で石を探すこともできます。好きな色から、まだ知らない石に出会えるかもしれません。合わせるワイヤーの色(ゴールド系・シルバー系)によっても、石の印象は大きく変わります。ワイヤーの種類は、ワイヤーアクセサリーに使うワイヤーの種類でご紹介しています。
5. 石の「状態」をチェックする
同じ種類の石でも、一つひとつ状態が違います。購入するときは、次の点を見ておくと安心です。
- ひびや欠けがないか:ひびがある石は、制作中に割れてしまうことがあります。
- カボションの裏の形:裏が平らなものは、ワイヤーで安定して留めやすくなります。
- 染色や処理の有無:色を鮮やかにするために染めた石もあります。気になる場合は、お店に確認しましょう。
- 石の向きと見え方:模様や光の出方は、向きによって変わります。いちばんきれいに見える向きを確かめておきましょう。
はじめての方におすすめの石
硬くて扱いやすく、カボションや原石も手に入りやすい石です。
まとめ
- 石の形で、向いている留め方が変わる
- はじめは硬度6.5以上の、硬くて扱いやすい石がおすすめ
- 小さすぎず、大きすぎない石を選ぶ
- 最後は「好き」と思える石を選ぶのがいちばん
- ひびや欠けがないか、状態もチェックする
石選びから、教室で楽しめます
Hoshino stoneの教室には、穴のない天然石をたくさんご用意しています。どの石が作りやすいか、どんな作品にできるかも、講師がアドバイスします。お手持ちの石のご相談も承ります。