
アンモライトは、太古の生き物アンモナイトの殻が、長い年月をかけて虹色に輝く宝石になったものです。赤、緑、青などの鮮やかな色が、見る角度によって移り変わります。ここでは、アンモライトの特徴や石の意味、お手入れ方法に加えて、ワイヤーアクセサリーにするときのポイントもご紹介します。
アンモライトの基本データ
| 名前 | アンモライト(Ammolite) |
|---|---|
| 鉱物名 | アラゴナイト(アンモナイトの殻) |
| 硬度 | 3.5〜4.5 |
| 主な産地 | カナダ(アルバータ州) |
| 色 | 赤、オレンジ、緑、青などの虹色 |
アンモライトの特徴
アンモライトは、約7000万年前に生きていたアンモナイトの殻のうち、真珠のような層が虹色に輝くまま残ったものです。殻はアラゴナイトという鉱物でできていて、薄い層が重なって光が干渉することで、鮮やかな虹色が生まれます。
宝石として質のよいアンモライトが採れるのは、カナダのアルバータ州など、ごく限られた場所だけです。虹色の層はとても薄いため、補強のために裏に別の石を貼り合わせたものも多く出回っています。化石としてのアンモナイトについては、アンモナイトのページもご覧ください。
アンモライトの石の意味(言い伝え)
長い時を経て生まれた石であることから、アンモライトは「繁栄をもたらす石」「幸運を呼ぶ石」といわれています。カナダの先住民のあいだでは、幸運のお守りとして大切にされてきたと伝えられています。
※石の意味は言い伝えや考え方をご紹介したもので、効果を保証するものではありません。
お手入れと注意点
- 水・汗・酸を避ける:酸に弱く、水や汗で表面の輝きが損なわれることがあります。使ったあとは乾いたやわらかい布で拭きましょう。
- 傷や衝撃に注意:やわらかく、虹色の層は薄くて繊細です。ぶつけたり、硬いものとこすれたりしないよう注意しましょう。
- ほかの石と分けて保管する:硬い石とこすれると傷がつきます。ケースや袋に分けて保管しましょう。
アンモライトをワイヤーアクセサリーにするなら
アンモライトは、虹色の層を生かしたカボションや、薄い板状の石として出回ることが多い石です。
- 大きめのカボションなら「3点留め」や「爪留め」:石の縁をワイヤーでしっかり押さえるので、存在感のある石も安定して留められます。
- 小さめのカボションなら「しずく留め®」:小さな石も、しずく留め®なら繊細で上品なアクセサリーに仕上がります。
- 合うワイヤーの色:ゴールド系のワイヤーは、赤やオレンジの輝きを引き立てて華やかな印象に、シルバー系のワイヤーは、緑や青の輝きを引き立てて神秘的な印象に仕上がります。
- 作るときの注意:やわらかく繊細な石なので、ワイヤーを強く締めすぎないことと、工具を石に当てないことがポイントです。裏に別の石を貼り合わせたものは、貼り合わせた面がはがれないよう、やさしく扱いましょう。
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