
ジェット(黒玉)は、深くつややかな黒色が美しい、木が化石になってできた宝石です。ここでは、ジェットの特徴や石の意味、お手入れ方法に加えて、ワイヤーアクセサリーにするときのポイントもご紹介します。
ジェットの基本データ
| 名前 | ジェット(Jet) |
|---|---|
| 和名 | 黒玉(こくぎょく) |
| 主な成分 | 炭素(木の化石。生き物由来) |
| 硬度 | 2.5〜4(やわらかい) |
| 主な産地 | イギリス(ウィットビー)、スペインなど |
| 色 | 黒 |
| 苦手なもの | 熱、乾燥、強い衝撃、こすれ |
ジェットの特徴
ジェットは、大昔の木が地中に埋もれ、長い年月をかけて化石になったものです。鉱物ではなく、生き物から生まれた宝石の仲間で、手に取ると驚くほど軽いのが特徴です。
イギリスのウィットビー産のものが特に有名で、19世紀のイギリスでは、喪に服すときに身につけるジュエリーとして大流行しました。日本でも、喪の装いのアクセサリーとして使われることがあります。
ジェットの石の意味(言い伝え)
深い黒色から、ジェットは古くから「魔除けの石」「悲しみから心を守る石」として大切にされてきました。大切な人をしのぶときや、心を守りたいときのお守りとして選ばれることが多い石です。
※石の意味は言い伝えや考え方をご紹介したもので、効果を保証するものではありません。
お手入れと注意点
- こすれや衝撃を避ける:やわらかく傷つきやすいので、ぶつけたりこすったりしないよう注意します。
- 熱や乾燥を避ける:ひび割れの原因になるので、直射日光や暖房の近くに置かないようにします。
- やわらかい布で拭く:使ったあとは、乾いたやわらかい布でやさしく拭き、ほかの石と分けて保管しましょう。
ジェットをワイヤーアクセサリーにするなら
ジェットは、穴の開いたビーズや、カボション、彫刻されたパーツの形で出回っています。素材の形と大きさによって、向いている留め方が変わります。
- 穴の開いたビーズなら「しずく留め®」:Hoshino stoneオリジナルの技法「しずく留め®」で、上品なペンダントやピアスに仕立てられます。
- 小さめのカボションなら「しずく留め®」:小さな石も、しずく留め®なら繊細で上品なアクセサリーに仕上がります。
- 大きめのカボションなら「3点留め」や「爪留め」:石の縁をワイヤーでしっかり押さえるので、存在感のある石も安定して留められます。
- 合うワイヤーの色:シルバー系のワイヤーは黒をすっきりと上品に、ゴールド系のワイヤーはクラシックで華やかな印象にしてくれます。
- 作るときの注意:やわらかく傷つきやすい石なので、工具が石に当たらないよう注意し、ナイロンプライヤーを使うのがおすすめです。ワイヤーを締めるときも、力を入れすぎないようにしましょう。ガラスやプラスチックでできた似たものも多いので、購入するときは素材を確かめましょう。
留め方を基礎から学びたい方は基礎コース、オリジナル技法を身につけたい方はしずく留め®講座をご覧ください。ワイヤーの太さの選び方は、ワイヤーの太さの選び方(ゲージとmmの早見表)で詳しくご紹介しています。
お手持ちのジェットを、アクセサリーにしてみませんか
Hoshino stoneでは、穴のない天然石も、ワイヤーでペンダントやピアスに仕立てる方法をお教えしています。お手持ちのジェットがある方は、写真を送っていただければ、どんな作品にできるかご相談にのります。