
クリソベリル・キャッツアイ(猫目石)は、はちみつ色の石の表面に、猫の目のような一筋の光が浮かぶ宝石です。2021年に2月の誕生石に加えられました。ここでは、クリソベリル・キャッツアイの特徴や石の意味、お手入れ方法に加えて、ワイヤーアクセサリーにするときのポイントもご紹介します。
クリソベリル・キャッツアイの基本データ
| 名前 | クリソベリル・キャッツアイ(Chrysoberyl Cat’s Eye) |
|---|---|
| 和名 | 猫目石(ねこめいし)、金緑石(きんりょくせき) |
| 鉱物名 | クリソベリル |
| 硬度 | 8.5 |
| 主な産地 | スリランカ、ブラジル、インドなど |
| 色 | はちみつ色、黄緑、茶色がかった黄色など |
| 誕生石 | 2月 |
クリソベリル・キャッツアイの特徴
クリソベリル・キャッツアイは、クリソベリルという鉱物のうち、表面に一筋の光(キャッツアイ効果)が現れるものを指します。石の中に、細い針のような内包物が平行に並んでいて、そこに光が反射することで、猫の目のような光の筋が生まれます。
キャッツアイ効果を持つ石はほかにもありますが、宝石の世界で単に「キャッツアイ」と呼ぶときは、このクリソベリル・キャッツアイを指すのが一般的です。光の筋がくっきりとまっすぐに見えるものほど、価値が高いとされています。同じクリソベリルの仲間には、光によって色が変わるアレキサンドライトがあります。
クリソベリル・キャッツアイの石の意味(言い伝え)
見る人を見守るような光の筋から、クリソベリル・キャッツアイは古くから「魔除けの石」「先を見通す力を与える石」として大切にされてきました。大切な決断のときや、身を守りたいときのお守りとして選ばれることが多い石です。
※石の意味は言い伝えや考え方をご紹介したもので、効果を保証するものではありません。
お手入れと注意点
- やわらかい布で拭く:使ったあとは、皮脂や汗をやわらかい布でやさしく拭き取ると、光の筋がきれいに見えます。
- 強い衝撃を避ける:とても硬い石ですが、強くぶつけると欠けることがあります。
- ほかの石と分けて保管する:硬いため、ほかの石を傷つけることがあります。ケースや袋に分けて保管しましょう。
クリソベリル・キャッツアイをワイヤーアクセサリーにするなら
クリソベリル・キャッツアイは、光の筋がよく見えるように丸く磨いたカボションの形で出回ることがほとんどです。石の大きさによって、向いている留め方が変わります。
- 小さめのカボションなら「しずく留め®」:小さな石も、しずく留め®なら繊細で上品なアクセサリーに仕上がります。
- 大きめのカボションなら「3点留め」や「爪留め」:石の縁をワイヤーでしっかり押さえるので、存在感のある石も安定して留められます。
- 合うワイヤーの色:ゴールド系のワイヤーは、はちみつ色と響き合って華やかでクラシックな印象に、シルバー系のワイヤーはすっきりと光の筋を引き立ててくれます。
- 作るときの注意:光の筋がまっすぐきれいに見える向きを確かめてから留めましょう。とても硬くて丈夫なので、扱いやすい石です。
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